うちの「いつか使う使う詐欺師」たち
まぁ、タイトル通りというか何というか、私には「明らかに邪魔なんだけどいつか使うかも知れないから」といって、どーでもいい物を貯め込む癖がある。
↓おかげで、家の中心であるリビングの一角がこんなザマだ。とてもじゃないが、身内以外のお客様を呼べる気が全くしない(それ以前にお客様の心当たりがない)。
様々な家事を「料理・掃除・洗濯」の大ジャンルに分けたら、一番できないのが真ん中だ。できない以前にやる気がわかない。「埃じゃ人は死なないよ」って、結婚前まで同居していた叔母さんがよく言っていた。以来、私は叔母さんを神と仰いでいる。
ちなみに、立て掛けているのはカーペットを買った時に出てきた竹の芯だ。完全に要らないのに捨て方がわからないというだけで置いてある。上空をB29が飛行していない限り出番はないだろう。いやマジこれ何ゴミの日に捨てたらいいの…orz
コンビニなんかを利用すると、必然的に溜まっていく袋。ゴミ箱の内袋として全く使わないということはないのだけれど、消費量がまったくもって追いつかない。
そういえば、高校生の頃などは、ファッションブランドの袋って結構大事に取っておいて、ジャージとか入れるのに使ってたような気がする。シールを学生カバンに貼ったり。今思えばよくわからない見栄を張りたい時期が私にもあったんだな…(しんみり)。
で、今はせいぜいアニメイトとメロンブックスくらいしか行かないのだが、これらの袋を提げて外に出ようものなら、オサレどころか不審者を見るような視線しか浴びない(特にメロブ)。何でこんなもんが捨てられないんだ、くっそ。
↓袋といえばもういっちょ。キッチンの引き出しにみっちり。
生鮮用のビニール袋も、まな板を汚さないように(洗うのめんどくせぇもん)二重に敷いて食材切るときに結構使っているのだけれど、1回の買い物で10袋くらい包んでくるのでこちらも減るどころか増えるパターン。絵ヅラがあるものと似ていることに気づく。
性少年(not誤字)がゴミ箱いっぱいに活けた白い薔薇の花束のようではないか。
この下に、キッチン鋏とかタオルとかジップロックとか、頻繁に(というほどでもないけれど)使うものが埋まっている。それらを取り出すたびに、このビニールの薔薇をかき分けているのだ。あぁ、めんどくさいことこの上ない。
…ひょっとして家事ができない(=やりにくい)環境を自分で作っているのでは。
↓さて、最後には最も困る「いただき物等のパッケージ類」。
他にも通販でスキンケア商品を買った時についてくる薄い色紙とか(ああいうのって無駄に飾り付けて送られてくる)。それなりに立派な箱や缶は何かに使えそうだとつい思ってしまう。リボンは(`・ω・´)(´・ω・`)たちのアクセサリーに使えるからOKだ。
蝶結びをして首(?)元から可愛らしくあしらったり。
大相撲本場所期間は、まわしにもなる(ちょっと! はみ出てますよ!!)。
このように、リボンは大活躍しているのだが、他の使い道がない。捨てるにはもったいないほど立派なものもあって、むしろ何かを入れなくてはという強迫観念すら感じるのだが、何かをしまったところでいざ必要な時にどこにしまったかを忘れるのだから始末に負えない。この手の箱類はちょっと手ごわい。
色紙と合わせて何かを箱に詰め、誰かにプレゼントする時のために使えるかもしれない、と思っていた時もあった。あったが、過去3年間で私がしたプレゼントは、嫁Tシャツに抱き枕、おっぱいマウスパッド。これこそ、メイトの青い袋の出番だろう。
そういえば、しばらく前に元職場の同僚&後輩からいただいた結婚祝いのプレゼントも、開けて⇒見て⇒しまって⇒紙袋に入れて端っこにぶん投げたまま半年以上経つ。もう何が入っていたかも覚えていない。おまいら、すまぬ…すまぬ…_:(´ཀ`」 ∠):_
いつか使う、これは使えそうだからとりあえず取っておくというもののなんと多いことか。忘れていたが、私は密林や楽天で書籍を購入した時のあのプチプチ内包の袋も捨てられないのだ。そういったモノたちが壁際に押しやられ、積み重ねられ、層を形成し始めている。うちは極端にしても、うちだけだろうか。
きっと人様の家庭にもこんな「いつか使う使う詐欺師」がいるんじゃないかと思う。思うというか、願っている。片付けできない仲間、随時募集中!
ところで、ミニマリストの反語は何リストというのだろう。おしまい。