人体の神秘に素人がむやみに手を出しちゃダメって聞いてきた
起きて一番座椅子に座り、PCの電源を入れ、飯も食わずにカタカタカタカタ、座椅子に体育座りしながら地蔵化している。時間にして一日10時間くらいだ。
仕事半分とはいえ、ババアにとってウルトラスーパーデラックスハードなPC地蔵モードは確実に全身をスナイプしてくる。首肩腰は既に石のようだ。足裏にまで死兆星が見え始めてきた。やっぱり座椅子はイクナイね。しかも体育座り、アホか。
そう知ってはいても、うちに家具新調の余裕はないので、いよいよ「体マジ腐る」と感じたらとりあえず整骨院へ逃げ込むことにしている…ヨボヨボτ”(・ω・ヾ)"プルプル
そこでちょっと怖い話を聞いたので、メモがわりに残しておくZ!(σ`・ω・´)σ
意外と怖い素人の「マッサージごっこ」
うちの旦那が疲労困憊で帰ってくる⇒コタツ(←まだしまってないのかよ)の横にうつ伏せに寝そべって「マッサージしろぬ!(`・ω・´)キュッ」とか言ってくるの。こっち飯の支度してんのにね。この包丁見えねぇのかよ、と。
それでも(´-`).。oO(日々暮らせるのは旦那のお陰だしなぁ…)と思うと無碍に断るのもアレだし。なので、肩を潰さんばかりに揉んだり、背骨の周りを上下に怒りを込めてパンチングしたり、「オラァ、豚のように鳴けぇえぇぇっ!」と腰周りを踏みつけたり、週に2~3回くらいでご奉仕(?)をしていたわけ。
「んぉ…た、たまらんぬ…_(⌒(_*´Д`)ハァハァ」と、毎回いい声で鳴きやがるので、効いてるもんだと思ってたし、旦那もそう言ってたし、ごく普通のコミュニケーションとしてアリだと思っていたのだががが。
というか、ここまで読んで何かの変態プレイ話だと思った人違うからね! マッサージの話だからね!
整骨院の先生に言わせれば、素人が人の体をマッサージすることほど見ていてハラハラするものはない、のだそう。いやいや、普通でしょ、やってる人いっぱいいるし、誰だって親の肩くらい揉んだことくらいあるだろう。 あ、ない人はいいのよ別に。
それらの疑問に対する先生の言い分をまとめるとこう↓
- 何らかの心得があるなら別だけど、筋や骨の向きや神経の流れも知らない素人がやるマッサージは症状を悪化させかねない
- 実際、5歳の孫による腰に乗っての足もみを習慣化していたおじいちゃんが最近ここに通い始めたけれど、初見で既に詰んだ状態になってた
- いわゆる「気持ちいい」「痛気持ちいい」という感覚は、他人からの刺激による脳の勘違いに過ぎない
- 自分で自分の体を触るのは比較的安全。自然に力加減の調整ができるため
- 足の裏だけは他人が触ってもあまり問題ない。神経や筋ではなく、ツボ押しで体が壊れることはまずないから ※ケンシロウは別
だそうだ。
一人で危険がなくて、それなりに効果があるものって何
何だか「なので、ウチみたいなプロの所でちゃんと施術してお金落として行って下さいネ♡」と言われているような気がしてならないが、確かにいくら肉親・身内とはいえ、自分以外の人体をわからないまま触るって、実は怖いことなのかもしれない。
とはいえ、整骨院はぶっちゃけ高い。おまけに2~3年前から保険の適用疾患が狭くなったため、肩が痛い、腰が痛い程度では保険が効かなくなった。
※参考:柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて |厚生労働省
じゃぁ、具体的に一人で出来て安全で、そこそこ効果が実感できてあまりお金がかからない方法って何?、と聞いてみた。面と向かって「お前んトコ高ぇから自力で何とかするわ、教えれ(゚д゚)」とは、今思うとなかなか失礼だったのではないかと思う。
機械の“規則的な動作”はブレがないため使いやすく安全
一部の整骨院・接骨院でも見かけるし、家電量販店のコーナーに行けば極楽顔を浮かべているおっさん込みで目にするマッサージチェア。ボタンを押す際に「エヴァンゲリオン初號機発進!」とか、ミサトさんボイスが出たらもっといいのに。
もちろんあれらは高価だし場所取るし全然現実味がないため、たまにアトラクションとして乗りに行くくらいなのだが、こういった機械モノ全般は人の手に比べたらかなり安全(ペースメーカーとか妊娠中とかの一部利用者制限は当然あるが)だそうだ。
理由は簡単、規則的な動きしかしないから。そして、強弱や位置、動きなどの変化は利用者の手に委ねられているからだ。
私は座椅子の背にマッサージボールが仕込まれたクッションを愛用している。
↑この中心にある、左右大小の揉み玉(って何かやらしい)が、外側から内側へと規則的に回転する。本当にそれだけだ(一応ヒーターもついている)。あれこれ機能が備わってないからこそ害がない。多機能より単機能派の私には合っていると思う。
竹踏みは「痛い」&「気持ちいい」が欲しいM調教アイテム
唯一、他人に触られても支障がない足の裏にはツボがぎっしり詰まっている。
※画像引用:足裏反射区・一覧
全身お通夜状態なのがよくわかった。足裏まんべんなく痛いもの\(^ω^)/オワタ
ちなみに、バラエティなどでよくみる「足ツボ押されて悶絶」の図は、その先生曰く「そういう風にしなきゃ番組にならないでしょ」とのことだった。「相当強く押してもあんな風にはならないよ」とも言っていた。
しかし、全体重を掛けた竹踏みは痛い。突起がないフラットな状態でもかなり痛い。
我が家の癒し屋・かおもじんシスターの竹踏み所(埃がゴッサリ詰まっているのは気にしてはいけない)
プラスチック製で突起もマイルド、それでも全体重を掛けると5歩でギブ。仕方がないので、旦那の勉強机の椅子を手すり替わりに、掛ける体重を調節しながら毎日やっている。決めた歩数を踏み終えた直後はちょっと気持ちいい。
四十路・五十路でガチの「ラジオ体操」できるかな
会社の朝礼などで日頃からやっている人ならいざ知らず、座椅子地蔵が一丁前にラジオ体操を真剣にやろうとするとかなり死ねる_:(´ཀ`」 ∠):_prpr
ラジオ体操第一 HD - YouTube
最後にラジオ体操をしたのは、小学校の頃じゃなかっただろうか。だとしたら30年以上経ってるYO!(σ`・ω・´;)σ
座椅子というものは「猫背養成ギブス」みたいなもので、私の肩もラ○ザップ利用前の人と同じラインをしている。この完璧&形状記憶猫背をぐいぐい刺激してくれるのがラジオ体操。実践してみると、全身運動の中でも首・肩に特化しているように感じる。
特に、両肩へのアプローチが多い。形状記憶猫背勢にはかなりの苦戦を強いられるだろう。「息を吸って~、吐いて~♪」と軽やかに指示されても同時にできねぇっつの。
ただ、これがいいことなのか悪いことなのかはわからないが、肩や首、腕の関節がピキピキと悲鳴をあげるのはちょっと楽しい。音なり窮屈感なり、体内から反応があると「やっている」充実感が満たされる。何といっても体一つ、金掛かんないし。
ちなみに、旦那はこっちの方がお気に入りのようだ↓
20070605 ドアラの変なラジオ体操 - YouTube
長々と書いたが、私は運動が大嫌いだ(それで体いわせてんのになwww)。だから引きこもりでも出来る、整骨院・接骨院に行かなくてもそれなりに有効なグッズや体操などをまとめた。人の手に委ねて危ないと言われたら、自力でできることはこれくらいだろう。
腹筋も腕立て伏せもスクワットも1回もできない自分のための覚書なので、共感できる人はほぼいないと踏んでいる。ただ、タイトルの中身だけは頭に入れておいて損はないと思う。一応現場の意見だし。あ、旦那のドアラ好きとかは忘れていいです。