Labo.299

いつも「なにか」をじっけんちゅう。

「Around」からはみ出た私はこれから何と名乗るべきだろうか

 そんなわけで、唐突に誕生日。4回目のゾロ目である。おめでとう、たわし私。

 さて、ここで困ったことがある。昨日までは少し後暗さを感じながらも「アラフォー」を名乗ることができた。ウィッキー先生の「アラサー」(何故か“サー”だけが載っていた)項から引用させていただこう。

アラサーとは、和製英語の「around thirty」(アラウンド・サーティー)の略で、27歳以上33歳以下(30歳前後)の人のこと。 但し、一部では27歳になりたての人や33歳を過ぎた人を30歳前後とまとめると、25歳前後や35歳前後との区別がつきにくく、限定的な意味合いも薄れるため、厳密に28歳~32歳とする定義も存在するが、基本的には個人個人の感じ方によるとされる。
2006年頃に生まれた和製英語で2005年11月に創刊した女性雑誌『GISELe』(ジゼル・主婦の友社)が使い始めたのが始まりといわれ、正確に英語で伝える場合は「around the age of 30」となる。
もともとは女性に対して使われていたが、最近では男性に対しても使われている。

 この引用を以下、「アラフォー」に変換させていただく。もちろん、読者の中に50代60代、10代20代の諸兄諸姉の皆さんがいらっしゃるなら、己の年齢にすり替えて読んでいただいて構わない。その方が読みやすいと思うから。

 続いて、同項から拝借してきたこれを見ていただきたい。

f:id:Labo299:20150714152806j:plain
 「アラウンド」といっておいて、四捨五入するのはさすがに乱暴なのではないかと思う。かといって、±3というのも範囲が広すぎるような気がする。上記引用に二種類の定義があったが、私はどちらかというと後者派だし、今までそう思っていた。

 それでも昨日までは±3の恩恵にあずかり「ギリギリアラフォー」を称することもできたが、その「ギリギリ」も抜けてしまった。さて、私はこの先「“何”フォー」としてカテゴライズされるのだろうか。下桁4~6のはみ出し者になって、やっと気づいた。

いろんな呼び名を考えてみる

  • センフォー(Center 40s)

  まんま真ん中すぎて何だか。

  • ミドフォー(Middle 40s)

  これも「Center」と同義だが、響き的にまだマシ。

  • リレフォー(relay the 40s)

  4~6を「中継(relay)する」という意味で。

f:id:Labo299:20150714161840j:plain
(c)久米田康治小学館

 絶望した!! 自分のネーミングセンスの無さに絶望した! 「Center」などの簡単な英単語も忘れてしまった脳に絶望した! そもそも「バカの考え休むに似たり」とはよくいったもので、この思考こそが時間の無駄、あぁ、絶望した! 絶望した!!

 何も「フォー」に縛られることはないのだ、麺じゃあるまいし。「おいくつですか?」と訊かれることは滅多にないが、今の私なら「ゾロ目です、おっと、十の位はご想像にお任せしますわ」なんてスマートな切り返しが可能だ。アホか。

↑このドラマが派生語としての「アラフォー」という言葉を生んだ。こんなドラマさえなければ…!

そして辿りついた結論

 今日、私は誕生日を迎えた。いくつになったか? 21年276ヶ月歳だ。何故21からなのかというと、20ではハタチ、成人という眩しい響きが付きまとって気が引けるからだ。19年+αも考えたが、19じゃ酒が呑めないので没にした。

 21歳といえば学生なら大学3年の頃。文芸部とは名ばかりの部で(+軽音楽部掛け持ち)、エアガンの解体をしたり組立をしたり、「ストⅡ」で“嵌めガイル”をマスターしたり、本棚に並ぶ先輩の愛読書『薔薇族』を眺めたりしていた頃だ。

 休みの日は呑みかサバゲー。学校内でも部室棟屋上でダンボールを組み立ててのバリケード戦に明け暮れた。その頃付き合っていた男子に「誕生日に何が欲しい?」と聞かれて「M61バルカン(←1000/m発のガトリングガン」と答えたことを思い出す。

 多分、一番楽しくてアクティブで、もうこの頃から女としては詰んでいたのかもしれないが輝いていた21の頃だから、このような年齢のこたえ方が一番いいんじゃないかと思う。ハイそこー、電卓しまってな。M61でミンチにしちゃうぞ☆(ゝω・)vキャピ
※もう無いけど。ちなみに当時のお値段30万円とかよく買ってくれたな…ありがとう名前思い出せない君

 上の表に戻るが、よくぞ90代まで考えたものだ。しかも「アラソツ」って「アラウンド卒倒」でも意味が通じそうだ。ちなみにパパ上は上でいう「アラコキ」にあたる(今月末で72歳)。なんか卑猥な響きがイヤ(というか、何でも下に変換してしまう私の脳がイヤ)

 そして最後に思ったこと。「アラ○○」がズラリ並んだ表がとても滑稽、おしまい。