前記事へのコメントにまとめてお返事しますよ、の巻(読切)
これな。 正直、何でこんなに反応があったのかわからない。文章論なんてビタいち書いていない。昔話と疑問と持論をブチ上げただけだ。これが「はてな」か、恐ろしや。
しかし、「読みやすさ」を巡る様々な意見は、とても参考になったし有難かった。ネガコメも含めて感謝している。ただね、何の面識も接点も絡みもない輩から、いきなりお前呼ばわりされる筋合いは無ぇよ。おとといいらっしゃいませ(`・ω・)っ彡【塩】
「後ろスペースはあったほうがいい」とのコメントが多くあって安心した
誰かが指摘したように、私の業界ルールは古い。どれくらいかというと、まだ携帯電話に折りたたみ式が登場する前で、家電の子機みたいにデカかった頃、と言えば何となくイメージしてもらえるだろうか。
そんな昔の古いルールだが、今でも新聞やフリーペーパー、横書きの媒体でも生き続けているということは、そうするメリットがあるからに他ならない。
先日、初めて自分のスマホ(といってもサイズはガラケー)でこのブログを閲覧してみて笑ってしまった。こりゃ読みづれぇわ。PC上で3~4行に納めるようにはしているが、ちっこい端末画面で倍の行数に膨れ上がっているんだもの。
これ、スペース一切無かったらもう読む気しないよね。ということで、スペースは絶対要る。スペースis正義。ハイル・スペース! ジーク・スペース!!
ただ、これは持論であって、万人に強いるつもりは毛頭ない。前記事も全体的にそんなニュアンスで書いたつもりだったのだが、その配慮には欠けていたのかもしれない。
全角英数字のものすごい嫌われっぷりには驚いた
このブログを始めた当初、縦書きの書き方しか知らなかった私は(今もな)、最初に「二桁=半角&それ以上は全角」と決めていた。何故かというと、二桁の場合半角に打った数字が横に寝転がってしまうため、オペレーターさんに横組み(90度回転して一文字分の縦組みに混ぜること)してもらっていたのが染み込んでいたからだ。
補足すると、当時はまだPCが全社員に支給されているわけではなく、デスクトップの無駄にでかいワープロで原稿を作成していた。納品はFDとか、今と比べたらアナログ過ぎて、想像できない人がいるかもしれない。
んで、「横組みしてもらう」っていうのはこういうこと↓
これをいちいちお願いするのだ。会社を辞める前の年あたりからQuarkXPressが導入され、自分でもやるようになったけれど、それまではDTP全般を外注していたの。
その癖でそう決めたものの、よく考えたら「横書きなのに、二桁を半角にする意味なくね?」⇒「どっちかに統一した方がいいよね」⇒「じゃぁ全角で」(最終決定)。
これが見事に裏目を張ったわけだ。まぁ、○×クイズでも、裏目を張り倒して撃沈するタイプだしな…。二択を外す才能がヤバイ。
とにかく、これだけ「全角ウザイ」とか「全角イラっとくる」が多数を占めるという結果になった以上、これは改める。意見を見た上で無視したのでは、私ただのヤな奴じゃん。いや、実際かなり性根が曲がってるからいいのだけれど。
あと「紙でやれ」ってコメントもあったね。確かに縦書きのルールをWebの上で貫く意味はあまりない。書き出しアケなどは、どうでもいいかもね。でもこれはもう癖ということで勘弁していただきたい。あ、ちなみに紙もやっています。
その他、心に残ったコメントに、雑な箇条書きで一問一答してみる
- 赤字強調ウゼェ(大意、以下略)/黒(見出し)×赤(強調)の組み合わせが大好きな趣味の世界なので、生ぬるい視線で見守っていただければ有難い。ちなみに、色弱者への配慮は全くしていない。そこまでの配慮をブログに求めるの? とはいえ、前回は確かにやり過ぎたと自分でも思うので、そこは気をつけたいと思う。
- 顔文字イラッ☆/申し訳ないが、私は(`・ω・´)(´・ω・`)教の信者なので無理。横書きならではの自由な表現としてとても便利だと思う。草生やし放題も、ここではあまりやらないけれど好き(Twitterでは鬱蒼と茂らせている)。ちなみに、前回はわざとイラッ☆とするように置いた。特に意味はない。ごめんね☆(ゝω・)vキャピ
- 今時フォントいじりダセェ/いわゆる「テキスト系」全盛期の影響を受けまくっている世代なので、ただ使いたかっただけ。私はhtmlなどの知識はほぼ皆無なので「はてな記法」で打っているのだが、ボタンあったら押したくなるじゃん。そんな感覚。ただ、けいろーさん(id:ornith)のコメントにはとても感銘を受けたので、無駄に文字をでかくしてしまいたい病は徐々に治療していきたい。
でも、ちっこい文字は何かと使い勝手が良いので生暖かく見守っていただきたい、みたいな。
- 本当にライターしてたの?/このブログを見てそんな疑念が浮かんだのであれば、「あ、うん、まぁ、かなり昔だけどしてた」としか答えられない。ガンガン酒入れて思ったままを垂れ流す公開オナニー文で判断されてもちょっと困る。仕事でもないのにあれこれと自重する必要性が? 好きにやらせていただきたい。
- 書き出しアケするならCSSやLaTexとか云々/CSS、ググっちゃったよ。ラテックス? ゴムのアレか? こんな感じで、IT用語はほとんど知りません。冒頭アケはもう癖。私だけの落書きルールということでご勘弁願いたい。
- ドヤ気味、嘲笑うような態度がイヤ/これは、「だ/である」のただでさえキツイ語調に、私の「素で粗暴」な表現がタッグを組んだ結果と思われる。「です/ます」調に変換したら、また違った印象になるのかもしれないが、そこまで深く考えてブログをやっていない。リアルでも「クズか否か、どっち?」と10人の知人に問えば、10人が躊躇なく「クズ」と答える人間性なので仕方がない。ここは諦めて他の方のブログで癒されてきて下さい。
疑問符感嘆符「?!」は確かにある。あるけれどやっぱり怒られる
意外と食い付きが多かったのが、最後に付け足した「“?!”はないよ、怒られるよ」だった。実存するかという意味で有る無しを言えば、多くの方からコメントで指摘していただいたように「有る」。
「疑問が強い時に?!、驚愕が強い時に!?」という概念は確かに存在するし、最近ではWebでもよく見かけるようになった。前者を「疑問符感嘆符」、後者を「感嘆符疑問符」という。これも縦書きでは横組みにされる対象なので、重ねる時は半角が正しい。
いろんな表現方法で公開されているWebの世界で、「無いわ(゚д゚)」と即斬してしまった件は、無粋過ぎたと反省している。別にガンガン使ったところで怒る人なんて、多分いない。好きなだけ使ったらいいと思う。私は絶対使わないけれど。
「?!」は3度くらい順番を間違えて、編集長から丸めた雑誌で頭を打ち据えられた経験がある。その理由のひとつは「ルール」。横組みにする時に左寄せにするため、ふくらみのある「?」が先にくるとpt調整など手間がかかるのだ。DTPの手法が変わった今でも、縦書き媒体は「!?」で統一されているはずだ。
それが徐々に散見されるようになったのは、コメントにもあった『特攻(ぶっこみ、って初見で読めるかァ!)の拓』や『GTO』などを走入とするマンガの影響だろう。「ん…? あっ…あれは!!」みたいな感じ?
マンガの演出として許容されているものだからこれはいいとして、雑誌やブログの文章にそんな展開がどれだけあるだろうか。紙面やタイトルで内容が明らかにされているのに、「?」を先に付ける理由が見当たらない。
あと、そういう環境で育ったから違和感があって気持ち悪いっていうのもあるかな。「?!」っておかしい、という先入観で判断するのも今や時代遅れなのかもしれないけれど、やっぱり私的はこれは無しだ。
まとめ:酔っぱらいの戯言を真正面から受け止めないでお願い
初めて「はてなの洗礼」というものを味わったわけだが、正直、やりたいようにやるために「はてな」に来たので、自分の中ではTwitterの延長線上で書いたような呟きがこんなに反響を呼んで「やだなにこれこわい」というのが本音だ。
読んでもらってナンボ、というブロガーさんは多くいるが、私はどっちかというと性欲処理に近い感覚で「はてな」を使っているので、できれば隅っこでひっそりしていたい。あくまで自分のためであり、読者は申し訳ないが二の次なのだ。
だから最初に言ったじゃないか、自重しない、と。 今回の記事は、コメントをいただいたみなさんの要望、意見を拝見し、譲れないところと秤にかけながら書いてみた。改善点を箇条書きにすると↓
- 全角英数字は全て半角(ただし疑問符&感嘆符単独の場合は全角)
- 極端なフォントサイズ変更をやめた(小フォントは残す)
- 色付けは強調したいところだけ(赤×黒が好きなので仕方がない)
あれ、意外と少ない。少ないが、前回の記事と見比べてどうだろうか。あ、中身無いとかそういうのナシね、そもそも役に立つことなんて書いてないからねここ。
そんなわけで、次から通常営業再開します。おやすみなさい( ˘ω˘ ) スヤァ…